第8話 くろねこ、なまえがきまる。
「名前どうする?」
お世話すると決めたからには、名前を決めてあげなければいけません。
とりあえず今までは、「にゃんちゃん」とか「ねこちゃん」とか、呼んでいましたがそういうわけにはいきません。
「そのまま、にゃんちゃんでいいんじゃない?」
「う~ん。」
「くろねこだから、やっぱりジジでしょ。」
「う~ん、べたすぎ。」
「何か、意味のある名前がいいな~。」
テレビを見ながら、考えていました。その時わたしは、勝手にビビッときてしまいました。
「源次郎にしよう!」
「え~!」
「なんで?」
「NHKの大河ドラマ「真田丸」の主人公「真田源次郎幸村」から名前をもらって「源次郎」にする!」
「あと、実家で飼っていたしろねこのげんさん(1年ほど前に亡くなってしまった。でも13年ぐらい生きてくれました。)の2代目の意味もあるから。」
(げんさんのお話は、そのうちお話したいと思います!)
実は、源次郎くんは2016年に出会った子なんです。このブログは、当時のことを思い出しながら書いています。
現在の姿はこちら↓
略して、「源次郎」、もっと略して「げんちゃん」って呼んでます♥
|
新品価格 |
第7話 くろねこ、飼う。
同僚、ママ友、学校の友達、実家、、、
我が家のコミュ力では、里親をみつけることができませんでした。
でもね、気が付いたら、うちの家族はみんなこの子を好きになってたんです。
「今日から、ここがあなたのおうちだよ。」
第1話 くろねこをあずかる。
ある日、家の前で近所の女子中学生がうろうろしていたので声を掛けました。
「どうしたの?」
「この子がついてきて困ってるんです。」
足元に一匹のちいさなくろねこ。
「いえで飼ってあげなよ。」
「親に聞かないとわからないです。」
「じゃあ、預かっといてあげるから聞いてきなよ。」
「わかりました。」
私はとりあえずあずかることにしました。