第16話 くろねこ、逃げる!
画像とは関係ないんですが、ちょっと前のことです。
学校帰りの娘に子猫が家までついてきてしまったことがあります。
源次郎君の小さいときにそっくりなくろねこでした。
その日は、雨が降っていて、子猫は濡れて震えていました。
そのまま家の前で放置する訳にもいかず、寒そうだったのでとりあえず風呂に入れて体を温めてやることにしました。
子猫をタオルで拭きながら、
「どうする、この子。」
「源次郎が嫌がらなければこの子も面倒見るか?」
そうこうしていると、源次郎君がのそのそと様子を見に来たので、鼻先に子猫をひょいと出してやりました。
すると、
子猫の鼻先に自分の鼻をちょんちょんしました。
「お、仲良くなれそうかな。」
そう思った瞬間、
「シャ~!」
「た、た、た、た、た、た。」
走って逃げて行きました。
「子猫にビビッて逃げてったぞ~www」
めっちゃ、笑いました!
その後、源次郎君そっくりの子猫ちゃんは、息子の同級生の家で飼ってもらえることになりましたとさ!
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